うちには名前を知らないバラがたくさんある。
数年前に知人から引き取ったバラたちだ。
その方が家を手放してマンションに住むことになったからである。
そこで私はスコップをクルマに積んで出かけたというわけだ。
トランクと座席がいっぱいになるほどの苗をいただいたのである。
奈良にあるそのお家は和風の庭で、大きな石がごろごろ配置されていた。
石も引き取りたっかたが諦めた。
当たり前だという意見もある。
バラたちの多くはその石の間に植えられていたのだ。
きっと根を張るのに充分なスペースがなかったろう。
移植してから時間がたってようやく根を張ってきた気がする。
枯らしてしまったのも何本かあるけれど元気すぎるバラもある。
このバラはさび色系のピンク。
ややこぶりのつるバラだ。香りもいい。
こちらは木立性のバラ。
花の大きさは中くらい。完全に開くと全体がピンクになる。
香りもいい感じ。
というわけでどんどんバラが咲き出している。
毎朝バラに癒されているのだ。
バラと酒と音楽があればいいのだ。
釣りにも行きたいな。
欲張りかという指摘もある。